タイ料理なのにアメリカン?アメリカ風タイ炒飯を作ろう!

タイ料理:メイン料理

今回のタイ料理は知っていると結構自慢できる、そんな一品になるのではないでしょうか。
わたくしロンも初めて料理の名前を聞いた時は「ウソでしょ!?」と思わず言ってしまいました。
それが今回ご紹介するアメリカ風タイ炒飯のカオパット・アメリカンです。
タイ語でカオパットは炒飯のことで、通常カオパットはナンプラーやオイスターソース等で味付けしますが、
ナンプラーの代わりにケチャップで味付けしているのが、このカオパット・アメリカンの特徴です。

このカオパット・アメリカンはどちらかと言えばタイのB級グルメ的な存在ですが、是非皆さんに知っていただきたいタイ料理です。

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カオパット・アメリカンの材料(1人分)

・ご飯…1膳
・玉ねぎ…1/4個(約60g)
・玉子…1個
・ケチャップ…20g
・干しぶどう…15g
・塩こしょう…2g
・バター…5g

お好みで、から揚げやウインナーを添えてください。

作り方

1. 玉ねぎをみじん切りにします。
2. フライパンに油をひき、中火で玉ねぎを炒めます。
3. 玉ねぎが透明になり火が通ったら弱火にして、ケチャップとバター、塩こしょうを加えます。
 ここでケチャップの水分を飛ばすことで、出来上がりのご飯がべたつきません。
4. ケチャップが全体に馴染んで水分が飛んだら、ご飯を加えて全体を混ぜ合わせます。
5. ケチャップが全体にいきわたれば、火加減を強火にします。焦げないように注意しながら、全体の水分を飛ばします。
6. 一旦、火を止めて味が薄ければ、塩こしょうで味を整えて、最後に干しぶどうを加えて、器に移します。
7. フライパンで目玉焼きを作り、器に盛り付けて完成です。お好みでから揚げやウインナーを添えてください。

まとめ

「あれ?これってケチャップライスじゃない?」と思ったのではないでしょうか。
そうです。これは日本のケチャップライスとほぼ同じですが、干しぶどうが入っているのがカオパット・アメリカンの特徴なのです。

このカオパット・アメリカンは、タイのどこの食堂やレストランにもあるという訳ではなくて、わたくしロンがタイで生活していた頃は、タイのセブン-イレブンでこのカオパット・アメリカンを購入していました。
バンコクの外国人が多く居住している地区のセブン-イレブンには大抵このカオパット・アメリカンが置いてあったと記憶してます。タイで長く生活していると、たまに辛くないタイっぽくない料理を食べたくなるのですが、わざわざ日本食レストランに行くまでもないなぁって時に良くお世話になった料理で、小さい頃に食べたお子様ランチを思い出す味です。

このカオパット・アメリカンの誕生には諸説ありますが、交易の中心となるタイの中部の都市で外国との接触機会の多さから誕生した料理と言って間違いないと思います。

カオパットはタイ語で炒飯ですが、何故ケチャップがアメリカンなの?と思った方もいらっしゃると思います。何を隠そうわたくしロンもその一人でしたが、タイの方から見てアメリカ人(西欧人)はケチャップを料理によく使っていそうというのが語源だそうです。

日本にも日本生まれのナポリタン・スパゲティがあるように、タイにはタイ生まれのカオパット・アメリカンがあるみたいな感じですな。

最後までお読みいただきありがとうございます!

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