ひき肉なのにサラダ?ご飯と相性抜群の『ラープ・ムー』を作ろう!

タイ料理:サラダ

皆さん、タイのお土産で黄色いパッケージのグリコのプリッツを見たり貰ったりしたことはありませんか。今回ご紹介するひき肉のサラダ「ラープ・ムー」は、タイではこのラープ味のプリッツが発売されている程、タイではメジャーな料理でタイの東北地方(イサーン)の名物料理でもあります。

タイの東北地方(イサーン)は降水量が少なく土地がやせていて、タイの中でも開発が遅れた地域といわれていました。しかし、川や池や森などの自然の食材を存分に使った料理は食材も多様で、日本では馴染みがない料理もあり、日本とは異なる食文化を感じることができます。

そんなイサーン地方の名物料理でもある「ラープ・ムー」は、豚ひき肉に火を通して、全ての材料を混ぜるだけの簡単な料理なのですが、爽やかな味わいが楽しめる料理で、タイ料理を食べたことがない方でも美味しく食べることができると思います。

今回、ご紹介するレシピは、辛さを控えめにしていますので、是非チャレンジしてください。

スポンサーリンク

ラープ・ムーの材料(1人分)

・豚ひき肉…120g
・麻辣ピーナッツ…10g
 本来この料理には、もち米を乾煎りしてすり潰したカオ・クアと言う調味料を使います。
 このカオ・クアは食べたときにプチプチっと独特な食感が楽しめる調味料なのですが、今回は入手が簡単な麻辣ピーナッツを細かく潰して代用します。
 麻辣ピーナッツには粉唐辛子も入っていて一石二鳥です。
・玉ねぎ…1/4個
・大葉…1枚
 本来はパクチーを使いますが、今回は大葉を使いました。
・にんにく…1片
A)和えるタレの材料
・ナンプラー…15ml
・レモン汁…15ml
・砂糖…3グラム
・にんにくのチューブ…約3cm
・鶏がらスープの素…2g
ナンプラーの臭いが苦手な方はレモン汁を多目にしてください。

作り方

1. 大葉をみじん切りにします。
2. 玉ねぎをスライスして水にさらします。
3. フライパンで豚ひき肉をから炒りします(油をひかずに炒める)。
4. 豚ひき肉に火が通ったら火を止めて、粗熱が取れたらA)和えるタレを入れて良く混ぜます。
5. 4にスライスした玉ねぎとみじん切りにした大葉を加え、軽く混ぜ合わせます。
5. 最後に細かく砕いた麻辣ピーナッツを加えて混ぜ合わせ、器に盛り付けて完成です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「豚ひき肉をたくさん使うのに、どうしてサラダなの?」と思われた方もいらしたと思いますが、一口食べれば納得されたのではないでしょうか。

このラープは、タイの東北地方(イサーン)の名物料理とお伝えしましたが、イサーン地方は言語や生活習慣で隣国のラオスとの共通点も多いのが特徴です。料理名のラープもラオス語で「幸運」を意味するそうです。

今回は豚肉のラープのレシピをご紹介しましたが、ラープは豚肉だけでなく、鶏肉やなまずを使ったり様々な種類があります。どの種類のラープも共通するのはご飯との相性が良いんですよね。

わたくしロンは日本に帰国してからは、炊きたてのご飯にラープをのせて食べることが多いです。日本とタイはお米を主食にする食文化が共通しているので、ご飯を美味しく食べることができる料理が多いのではないかと思います。ちなみにタイで主食となっているお米の種類は地域によって異なり、バンコクがある中部はうるち米が主食で、今回ご紹介したラープ発祥の東北地方はもち米が主食です。

炊きたてのご飯にのせて食べるラープと、もち米と一緒に食べるラープ、どちらも美味しいですよ!

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました