最近はご自宅で映画を見る機会が増えた方も多いのではないでしょうか。
せっかくなので、今まで見たことのないジャンルの映画を見てみたいけど、どんな映画を見たらよいか迷いますよね?
わたくしロンも、全然知らない俳優さんが出ている映画とか、情報が全くない映画を見る時に結構迷った経験があります。
そんな皆さんにタイの映画館に何度も足を運んだ経験のあるわたくしロンがタイ映画の魅力とおススメの作品をご紹介したいと思います。
「タイ映画を見ても理解できるのかなぁ」という方、「時間が勿体無いから面白くない映画はみたくない」という方も、この記事を読めば安心です。
ぜひ最後まで記事を読んで、タイ映画に触れて楽しんでください。
タイ映画の魅力
1.ストーリーがわかりやすい
日本の映画に比べると、考えさせられる様なストーリーは少ないと思います。
わたくしロンは映画を見終わったあと、かなりの確立で「もし自分があの立場だったら、どんな判断をするだろうか?」とかしばらく考えてしまうのですが、タイ映画は「あー面白かった!」で終えることができるので、気分転換にはピッタリです。
もちろん深く考えさせられる映画もありますが、タイの方の間で話題になったり、興行収益的に良いのは、笑い有り涙ありの明快なストーリーの映画が多く、ヒューマンドラマ的な要素は映画より企業CMで目にすることが多いです。
2. タイの雰囲気を感じることができる
どの国の映画にもあてはまる事ですが、映画を通じてタイの文化や流行、生活習慣がよくわかります。自宅に居ながら手軽にタイを感じることができます。
3. タイ語の勉強になる
タイの方の自然な会話の勉強になります。配役の性格がはっきりしている事が多いので、丁寧な言葉使いとか、少し行儀の悪い言葉使いとかも知ることができます。わたくしロンがタイの映画を見た最初の理由はタイ語の勉強でした。今も見るたびにタイ語の新しい単語が増えていきます。
おススメのタイ映画は『すれ違いのダイアリーズ』
あらすじ
主人公のソーンはスポーツしか取り柄のない青年。彼女に叱られ仕事を探すが、ようやく決まった仕事は電気も水道も携帯電話も繋がらない僻地の水上学校の先生。
先生の経験がないソーンは失敗の連続。おまけに水上学校の先生はソーン1人という孤独な状況。仕事も上手くいかず、彼女にもフラれてしまったソーンはある日、日記を見つける。
それは、1年前にこの水上学校に居た女性教師エーンの日記で、自分と同じように僻地での生活に寂しさを感じ、子供たちへの教育や恋人との関係に悩んでいた彼女に共感し、一度もあった事のない彼女に恋をしてしまった…。
おススメ理由
1.主人公の成長過程を応援したくなる
この主人公のソーンは本当にパッとしないんですよね。しかし、日記を見つけてからは自分自身を鼓舞して、どんどん先生らしくなっていく姿はとても感動的です。
主人公のソーンを演じているのは、ビー・スクリットというタイのスーパーアイドルです。最近は以前より活躍を目にしないですが、蝋人形館で有名なマダム・タッソーのバンコク館にも、歴史上の人物や世界的スーパースターと共に、ビーの蝋人形が展示されるほど大人気でした。
わたくしロンも一度見かけたことがありますが、プライベートでもニコニコしていて凄く感じが良かったです。
2. 実話がベースになっている
実在するタイ北部の水上学校で奮闘された先生の話と、移動した職場の新しい自分の机の中に知らない女性の日記を見つけて読んだら感動して彼女を探し出して連絡を取り、最終的には結婚したという2つの実話がベースになっているところが、物凄くこの映画に引かれるポイントの一つです。
3. タイの自然が素晴らしい
電気も水道も携帯電話も繋がらない僻地の水上学校ですが、タイの自然を感じることができます。
また生徒の子供たちも可愛らしくて、先生たちが熱心に教育する気持ちがよくわかります。
まとめ
わたくしロンのタイ人の友達も、この『すれ違いのダイアリーズ』は4回見たそうです。
是非、みなさんもご覧になって、温かい気持ちになっていただけたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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