テレワークを機会に子どものマネーリテラシー教育を考えてみた

子育て

コロナ禍の影響を受け、オフィス勤めからテレワークに変更を余儀なくされた人も多いと思います。
わたくしロンも3月より在宅勤務になり、当初は意外と集中できて仕事がはかどるし、通勤時間がなくなったなどのメリットが多いと感じていましたが、次第にテレワークによる不満やデメリットを感じる事も増えてきました。

テレワークで発生したデメリットの一つに家族への負担があります。会社側も取引先も理解はしているとは言え、やはりweb会議で家族が映り込んだり、生活感溢れる画像を見られるのは何となく避けたいなぁと考えてしまいます。
一方で家族も、お父さんが一生懸命お仕事してくれているのはわかるけど、何か落ち着かないなぁと感じていると思います。

わたくしロンには中学一年生の娘がいるのですが、娘も3月から5月末まで学校が休校になり、在宅勤務のロンと重なってしまいました。
娘はもともとリビングで勉強する習慣になっていたので、わたくしロンは娘の部屋で在宅勤務をして、娘は引き続きリビングで勉強するというルール決めて、しばらくはスムーズに進んでいました。

しかし1ヶ月を過ぎたあたりから、娘は「このまま自分の部屋を取られてしますのでは!?」という恐怖感を持ち出したようで、少し元気が無くなっていました。

普通に説明をして納得させても良かったのですが、こんな機会はめったにないと思い、ある提案を娘にすることにしました。

中学1年生の大家さん誕生!

娘の部屋をお父さん(わたくしロン)に貸してお金を得ることを提案しました。
ポイントとしては
 ・部屋の所有者は娘のまま
 ・お父さんは毎月賃料5,000円を払う
 ・部屋にある娘の物には勝手に触れない
あと細かい問題が発生したら、都度話し合いで決めることにしました。

これで、なんと中学1年生の大家さんが誕生しました(笑)
娘としては、毎月の家賃収入よりも部屋の所有者が自分のままということがハッキリしたのが良かったようです。

実はもう一つ、大家さん(娘)と決めたことがあって、家賃で得た収入は2021年1月までは勝手に使うことができないことにしました。
IPOのロックアップですね。目的は単にお小遣いを渡すことではなく、自分が持っている資産を活用してお金を得ることなので、中学生にとって5,000円は高額ですが、1月まで家賃収入を貯める事で「毎月、お年玉に近い金額がもらえるんだ!」とより具体的に感じてもらえるかなぁと考えたからです。

人生100年時代をたくましく生き抜くために

お金の話はわたくしロンの子ども時代はタブーでしたし、正直今も子どもにお金の話をするのは抵抗があるのも事実です。
しかし人生100年時代といわれるようになり、少しでも早いうちからお金に対する勉強や考え方を学んでいって欲しいという思いから、今回は労働所得以外でお金を得る方法があるということを体験してもらいました。

明確な答えがあることではないので手探りですが、慎重にお金の大事さを伝えていければと思います。

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