皆さん、ソムタムというサラダをご存知ですか?タイの国民食とも言われている、生の青パパイヤを使ったサラダで、酸味と辛みが食欲をそそる、暑い時期にはピッタリの料理です。
タイの方はもちろん、タイに住んでいる日本人もソムタムが好きな方が多く、お店によって酸味と辛みのバランスが違うことも魅力で、わたくしロンもタイで生活していた8年間はほぼ毎日色々なお店で食べていました。
そんなみんなが大好きなソムタムですが、日本で生パパイヤは入手し難いですよね。
しかし、ソムタムは生パパイヤだけじゃないんです!
本場タイでもいろいろなソムタムがありますが、今回はトウモロコシのソムタムをご紹介しようと思います。
火を使わず、混ぜるだけで簡単に美味しいソムタムが完成します。
トウモロコシの黄色とトマトの赤がインスタ映えすること間違いなし!
ソムタムを食べたことがないという方や「辛いのが苦手だなぁ」という方でも、トウモロコシの甘みと辛みの微妙なバランスが楽しめる一品ですので、是非チャレンジしてください。
ソムタムの材料(1人分)
・缶のコーン…100g
・麻辣ピーナッツ…20g
・トマト…1個
・ゆで卵…1個
シャキシャキ感を重要視される方は生のとうもろこしを茹でるのが良いですが、今回は使いやすい缶詰を使用します。
麻辣ピーナッツは、唐辛子の代わりに使います。ソムタムにはピーナッツも入っているので、この麻辣ピーナッツは非常に便利なアイテムです。最近コンビニで良く見かけるようになりましたので簡単に入手できると思います。
A)和えるタレの材料
・ナンプラー…15ml
・レモン汁…30ml
・砂糖…10グラム
・にんにくのチューブ…約3cm
ナンプラーの臭いが苦手という方が多いと思いますのでレモン汁が多目の配分にしています。
酸味が強いと感じる方はナンプラーを少しづつ足してください。
作り方
1. トマトは8等分に切ります。
2. コーン缶の汁を良く切ります。コーン缶の汁を切る方法は色々ありますが、ロンは開けた缶のフタで中身が飛び出さない様に押さえて、缶を逆さまにして汁を切っています。
3. 密閉袋(ジップロック等)にA)を入れて良く混ざったら、麻辣ピーナッツを加え、袋の上から軽く揉みこみます。
4. 3にとうもろこしとカットしたトマトを入れ、トマトは多少形が崩れてもOKですが、グチャグチャにならない程度に揉んだり袋を振ったりして味をなじませます。味がなじんだら器に移してゆで卵を添えて完成です。
まとめ
青パパイヤを使わず、入手しやすくて出来るだけ手間の掛からないトウモロコシの缶を使ったソムタムの作り方を説明しました。
本格的なタイ料理を作りたい方には物足りないかも知れませんが、気軽にタイ料理を味わって頂きたい思いから、極力手が掛からない内容にしています。
さてポイントのタレの分量ですが、ナンプラーの臭いが気にならない方は、レモン汁との分量を1:1で試してください。また、「もっと辛い方が良い!」という方は唐辛子(鷹の爪)を入れると本場の味にグッと近づくと思います。
このソムタムは、もともとはタイの首都バンコクがあるタイ中部の料理ではなく、タイ東北地方(イサーン地方)の料理で、材料の組み合わせで何十種類もあると言われています。
その中でも、このトウモロコシのソムタムは、わたくしロンが一番好きなソムタムで、タイ語ではタム カオ ポートと言います。本場では塩漬け卵を使いますが、ゆで卵でも十分美味しくいただけます。
最後までお読み頂きありがとうございます!
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