タイは世界的なお米の産地ですが、麺食文化も発達していて、お米の粉から作られた麺や小麦粉で作った中華麺を使った料理がたくさんあります。
インスタントラーメンもタイのコンビニやスーパーでも多くの種類が売られていますが、今日は久しぶりに近所のスーパーに買い物に行った際に、そこで何とタイのインスタントラーメンが売っているのを見つけました。
タイではインスタントラーメンのことを「ママー」といいます。この「ママー」は実は商品名で、インスタントラーメンのブランドは他にもあるのですが、タイの皆さんはインスタントラーメンを総じて「ママー」と呼んでいます。
日本でインスタントラーメンを作る時は、野菜や玉子といった具材を入れて調理するのが一般的と思いますが、今回はこのママーを使ったタイの麺料理、それも少し特徴的でしかも簡単に短時間で作れるタイの麺料理のレシピをご紹介したいと思います。
そのタイ料理の名前は、ヤム・ママーです。「ヤム」は「和える」という意味ですので、直訳すると「インスタントラーメン和え」ですが、ちょっと想像するのが難しいですよね。
ですが、この想像が難しい「インスタントラーメン和え」は、超美味しくて本当に短時間で簡単に作れる料理ですので、時間がない方に是非試していただきたいおススメの一品です。
ヤムママーの材料(1人分)
・袋麺…1袋
・カット野菜…1袋(125g)
コンビニにある「洗わずそのままサラダに使える」カット野菜を使って調理をします。
カット野菜の定番といえば千切りキャベツですが、今回は大根、レタス、水菜などが入っているカット野菜を使いました。
・ツナ缶…1缶(70g)
A)和えるタレの材料
・ナンプラー…15ml
・レモン汁…30ml
ナンプラーの臭いが苦手という方が多いと思いますのでレモン汁が多目の配分にしています。
酸味が強いと感じる方はナンプラーを少しづつ足してください。
作り方
1. お鍋にお湯を沸かし、袋麺を茹でます。麺は少し固めに茹でて水分を切ります。
2. ツナ缶の油分を切ります。ツナ缶の油を切る方法は色々ありますが、ロンは開けた缶のフタで中身が飛び出さない様に押さえて、缶を逆さまにして油を切っています。
3. 袋麺の付属の粉末スープを15mlのぬるま湯で溶きます。水でも出来ますが粉末スープが固まらないようにしてください。粉末スープが良く混ざったらA)を入れて更に良く混ぜます。
4. 3に茹でた麺とツナ缶、カット野菜を和えます。
まとめ
今回のヤム・ママーは本当に短時間で作ることが出来ます。ロンはお湯を沸かすところから何と7分で完成しました。
これなら疲れて料理がしたくない時でも簡単に作れるのではないでしょうか?
本場のタイではヤムママーは食堂やフードコート、レストランでも見かけることが出来る一般的な料理です。
日本だとインスタント麺は家庭で食べるものという概念があったので、外食でインスタント麺を食べることに抵抗があったのですが、いざ食べてみるとインスタント麺がこんなに変身するのかと驚きました。
今回はタイのインスタント麺を使いましたが、辛いのが苦手な方は日本のインスタント麺でも美味しくできます。具材も簡単に入手できて時間が掛けないという思いからコンビニで入手できるカット野菜とツナ缶を使いましたが、お好きな野菜を使ってもOKですし、ツナ缶の変わりに茹でたひき肉やソーセージ、かにカマも合いますので是非チャレンジしてみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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