【ナムトック・ムー】ピリ辛タイ風豚焼肉の簡単レシピを大公開!

タイ料理:メイン料理

立秋は暦上のことと言わんばかりに居座る暑さですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

これだけ暑いと食欲もなくなるのですが、そんな時期でもご飯が進む、ピリ辛豚焼肉(ナムトック・ムー)の作り方をご紹介します。
このナムトック・ムーは辛味と酸味が強いのが特徴のタイの東北地方(イサーン)の郷土料理で、辛味と酸味が豚肉の美味しさを最大限に引き出してくれる料理です。
日本も様々な美味しい郷土料理がある様に、タイも美味しい地域の郷土料理があります。タイ料理は、バンコクを中心としたタイ中部料理、チェンマイなどのタイ北部料理、プーケットなどのタイ南部料理、そして今回紹介するタイ東北地方のイサーン料理の大きく4つに分けることができます。

タイ料理の中でもイサーン料理は日本人や欧米人に人気で、好きな料理が実はイサーン料理だったと言うことも多くあります。

ナムトック・ムーを初めて食べたのはバンコクの食堂でしたが、あまりの美味しさに感動したことを昨日のことの様に覚えています。
今回は、わたくしロンが初めて食べたときの感動を簡単に短時間で再現できるレシピになっていますので、是非お試しください。

スポンサーリンク

ナムトック・ムーの材料(1人分)

・豚バラ肉…100g
豚肉はバラ肉以外でもOKです。
・刻みネギ…25g
・麻辣ピーナッツ…20g
本来この料理には、もち米を乾煎りしてすり潰したカオ・クアと言う調味料を使います。このカオ・クアは食べたときにプチプチっと独特な食感が楽しめる調味料なのですが、今回は入手が簡単な麻辣ピーナッツを細かく潰して代用します。麻辣ピーナッツには粉唐辛子も入っていて一石二鳥です。


A)和えるタレの材料
・ナンプラー…15ml
・レモン汁…30ml

ナンプラーの臭いが苦手という方が多いと思いますのでレモン汁が多目の配分にしています。
酸味が強いと感じる方はナンプラーを少しづつ足してください。

作り方

1. 豚肉は焦げ目が付かない程度に焼きます。本場のタイではレア(生焼け)気味で提供される場合もあるのですが、焦げ目は付かなくても火はしっかり通してくださいね。
2. 1にA)を良く絡ませたら、細かく砕いた麻辣ピーナッツと刻みネギを入れて、さらに良く混ぜ合わせます。少し大変ですが、混ぜる麻辣ピーナッツはピーナッツの原型がなくなるぐらいまで細かく砕いてください。
3. 器に盛り付ければ完成。お好みでパクチーや生キャベツを一緒に食べると美味しさ倍増です。

まとめ

日本人にも人気のイサーン料理のナムトック・ムーをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?調理時間も短時間で簡単にできたのではないでしょうか。

ナムトック・ムーを含めたタイの東北地方(イサーン)の郷土料理のポイントは、カオ・クワ(乾煎りしてすり潰したもち米)なんですが、今回は麻辣ピーナッツで代用しました。同じ味付けで豚肉を豚ひき肉に変えると、ラーブ・ムーという料理になります。近々にご紹介しますね。

今回のナムトック・ムーは辛味と酸味が絶妙でご飯にピッタリなのですが、実はイサーン料理では主食はもち米なので、機会があれば是非もち米とナムトック・ムーを一緒に食べていただきたいです。甘みのあるもち米は強い辛味と酸味のあるイサーン料理と本当に良く合います。もち米をナムトック・ムーのタレに浸けて食べるのがロンはお気に入りです。

ちなみに名前の由来ですが、ナムトックは滝の意味で、ムーは豚の意味です。諸説ありますが、豚肉を焼いている最中脂が落ちる様子から料理の名前になったそうです。


最後までお読みいただきありがとうございます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました